仏壇のお供えとマナー|毎日のお供えに必要なモノ
- 2024年10月09日
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仏壇へのお供えは、故人やご先祖様への感謝と供養の表現です。「香」「花」「灯燭」「浄水」「飲食」を毎日欠かさず行います。
お菓子や果物は故人の好物がよいですが、腐りやすいものや香りの強いものは避けます。お供え物は仏壇に正面を向けて美しく並べ、感謝の気持ちを込めて丁寧に飾ることが大切です。飾り方にも細心の注意を払いましょう。
初めてお仏壇を購入された方や譲り受けた方は、お仏壇へのお供え物として、どのような物があるのか、どのタイミングでお供えするか、悩んでしまわれることがありませんか。
こちらでは、そんなお悩みにお答えすべくお供え物について分かりやすく説明します。
目次
仏壇のお供えについて
まず、お仏壇のお供え物には、「五供(ごくう)」と呼ばれる、毎日お供えするものとお盆やお彼岸、法要などに持参するお供えする物があります。
いずれも、タイミングやマナーがあり、宗派によっても決まりごとがありますが、こちらでは、ご自宅にあるお仏壇にお供えする物について説明します。
毎日のお供え
「五供(ごくう)」には、5種類あり、「香」、「花」、「灯燭(とうしょく)」、「浄水」、「飲食(おんじき)」を指します。
どれも、毎日欠かすことのできない大切な物となります。
いずれも、お供えする物、役割、そしてタイミングに決まりがあります。大切なご先祖さまに、気持ちよく頂いてもらうために、覚えておくと良いでしょう。
また、お供えする際に必要な仏具についても説明しますので、お仏壇を新しく購入される場合は、一緒に購入されることをお勧めします。
「香」
お供えするす物:お香もしくはお線香
役割:香りや煙が心身を浄化する役割があります。
お供えタイミング:朝のお供えの一番最後にお供えします。
下げるタイミング:下げる必要はありませんので、燃え尽きるまでそのままにしておきましょう。
道具:香炉もしくはお線香立て
「花」
お供えする物:生花もしくは造花
※詳しくは「仏壇にお供えする花は生花、造花?|花の種類と飾り方」をご参照ください。
役割:私たちの心を清らかにし、ご先祖様に楽しんで頂く役割があります。
お供えタイミング:朝のお供えの時にお花もしくはお水を差し替えます。
下げるタイミング:お花を差し替える時が下げるタイミングとなります。
道具:花立(はなたて)
「灯燭」
お供えする物:ろうそく
役割:供養をし、私たちの迷いをなくし、心を安息にします。
お供えタイミング:朝、お水や仏飯(ぶっぱん)の後にろうそくに火を灯します。
下げるタイミング:お勤めが終わったら火を消しましょう。
※ろうそくの火を消す時には、口ではなく、手もしくはろうそく消しで消します。
道具:ろうそく立て
「浄水」
お供えする物:水もしくはお茶
役割:心を洗う役割があります。
お供えタイミング:お仏壇に向かう時に差し替えます。
下げるタイミング:浄水を入れ替える時に差し替えます。
道具:茶湯器
※浄土真宗は浄水のお供えをしません。
浄土には「八功徳水」(はっくどくすい)という八つの功徳を備えた水があるので現実世界の水を供えないといわれてます。
「飲食」
お供えする物:炊きたてのご飯の一膳目(お初)
役割:同じ食べ物を頂くことで、仏様やご先祖様と繋がることができます。
お供えタイミング:朝夕ご飯を頂く前や頂き物をした場合に差し替えます。
下げるタイミング:朝は午前中、夕方もご飯が固くなる前に下げましょう。
※下げた飮食(おんじき)は頂きましょう。
道具:仏飯器
仏壇にお供えするもの
飲食には、炊きたてのご飯だけでなく個人が好きだったものやお菓子、果物などをお供えすることも 大切なことです。
基本的に、お仏壇にお供えする物は、傷みにくい物をお勧めします。お供えする際のマナーやお供えにお勧めのお菓子や果物、控えた方が良いものがありますので、 以下にご紹介します。
お供えする時のマナー
- お菓子や果物は日持ちする物を選びましょう
- 一つ一つ個別包装もしくは一つが大きすぎない物にしましょう
- お供えしたお菓子は、必ず頂きましょう
- 果物をお供えする場合は、事前に洗いましょう
- 半紙は、三角が自分の方に向くように置きましょう
お供えにお勧めのお菓子や果物
- 和菓子
- 半生菓子
- 水菓子
- りんご
- みかん
お供えを控えた方が良いお菓子や果物
- 綿菓子
- 飴 ※室内の気温によっては溶けてしまいます
- その他 ※匂いがきつい物は控えましょう
故人がお好きだった物の場合は、置いても問題ありませんが、長時間お供えして、お仏壇が汚れたり、匂いがお部屋中に充満しないように気をつけましょう。
【お供え物】お菓子の置き方/飾り方/向き
お仏壇には上段、中段、下段と分かれてるため、お菓子をお仏壇に備える時は中段に置きましょう。
お仏壇の前に、お菓子などのお供え物を置ける棚や台がある場合は、そちらに置いても大丈夫です。
お仏壇のサイズも考え、お供え物が落ちないよう、注意が必要です。
もし、箱のサイズが大きくて箱ごと置くことができない場合は、中身を取り出してお皿に取り分けてから、 お供えすることをお勧めします。
その際、お皿の上に折りたたんだ半紙を引くことを忘れないようにしましょう。
まとめ
仏壇の設置や仏具の配置方法・手順について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。
仏具に関して、一般的な設置の手順について説明していますので、初めてお仏壇を購入し、仏具の設置に悩まれた時は、ぜひ、参考にしてください。
仏壇のお供えに関するよくある質問
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監修者のコメント
竹内 義彦一般社団法人 終活協議会
自宅に仏壇があるご家庭で育った方は、毎日のお供えや習慣になっていたことを思い出しながら、お勤めをしていただければ問題はありませんが、いままで仏壇にお供えをする機会が少なかった方は、この機会にマナーやお供えのタイミング、必要な仏具などについて覚えてるようにしましょう。