お客さまへのインタビュー
本当に満足できる葬儀で兄を見送れました
- 2021年10月12日
お葬式手配の「よりそうお葬式」
57歳の若さで急死されたお兄さまのお葬式で、よりそうお葬式(旧シンプルなお葬式)をご利用いただきました河本さま。生前からお兄さまはお葬式もお坊さんも必要ないというお考えだったとのことでしたが、河本さまはお母さまのためにも「兄をしっかり送ってあげたかった」とのこと。イメージ通りの葬儀を執り行うことができたのでしょうか。河本様にお話をお伺いしてきました。
※このインタビューは、お客さまがお葬式を行った当時の内容に基づくものです。内容が最新の情報とは異なる場合があります。
目次
兄が57歳で急死、訃報に体が震えました
お兄さまがお亡くなりになった経緯を教えてください。
私がちょうど旅行に行っている最中の11月10日に、留守宅の主人から「兄が亡くなった」との連絡がありました。私は急きょ旅行先から自宅に戻ってきたのですが…。死因は心不全で急死でした。57歳でした。兄は5年ほど前から母と2人で住んでいました。お酒が好きだったものの、特に持病を抱えているということはありませんでした。母のことも心配でしたので、時々電話で兄と話すこともありましたが、これまで変わった様子はありませんでした。
兄の訃報を聞いた時、体が震えたのを覚えています。
突然のことでさぞや大変だったことでしょう
お葬式については何も分かりませんでしたので、まず兄と仲が良かった方に電話をし、アドバイスをいただくことにしました。その方に以前に利用された葬儀社を紹介していただいて連絡をしたのですが、葬儀場が遠く離れてしまうようでしたのでお断りをいたしました。私のお休みが1週間ほどしかなく、その間に様々な手続きしなければならないうえ、お葬式も済ませなければならないためバタバタでした。
母のためにもしっかり兄を送ってあげよう
葬儀はどのようにされようと思っていたのでしょうか?
急死だったので、兄の友人なども分からず連絡するすべもありませんでした。このため最初は家族だけで遺影もなく密葬で行う予定でした。兄は生前から「葬儀もお坊さんもいらない」という感じでしたので。
しかし、母のためにもしっかり兄を送ってあげるべきであるということになりました。実際、お葬式には費用もかなりかかると思っていたのですが、家族葬というものがあり、金額的にも予算内で可能ということで利用させていただくことにしました。
担当者は押しつけがましいところは一切ありませんでした
実際にお葬式をされてみていかがでしたか?
担当者の方は最初から最後までとても感じが良かったです。一言で言えば、とてもやわらかい感じでした。押しつけがましいところは一切ありませんでした。
お葬式は初めての経験でとでも不安でした。「こんなことを聞いて良いのだろうか?」ということも多かったのですが、どんな疑問にも真摯にお答えいただきました。
葬儀社の対応で印象に残ったことはありますか?
兄は自宅で急死という形だったので警察で解剖されたのですが、その時も葬儀社の方からは、検案書には費用がかかるということを教えていただきました。
「先生によって金額が違うのですが、○○円ぐらい必要です」と言っていただきとても助かりました。そんな費用のことも全く分かりませんでしたので。
また兄の遺影に使う写真についても、運転免許証の写真なら引き伸ばしが可能とのことで、わざわざ遠方から自宅まで取りにきてくれました。本当にありがたかったです。
お花に関しては、葬儀社の方からは「お花は料金がかかってしまいますのでご自分で用意されるのが良いでしょう」と言っていただきました。予定の金額の中でやっていただき本当に助かりました。
費用を抑えたので心配でしたが…杞憂でした
葬儀前のイメージと実際の葬儀にギャップはありましたか?
葬儀の金額を抑えたということで、私が今まで参列した葬儀とは全く別物になると思っていました。はっきり言って、兄の葬儀に来ていただいた方には「こんな感じで申し訳ありません」という風に言わざるを得ないのではないかと。
しかし、実際の葬儀は祭壇、遺影、受付、式進行の司会もあり、通常の葬儀に比べて全く遜色がありませんでした。
葬儀社の方なくして、私一人ではとてもここまですることはできませんでした。
私の中では、本当に満足できる葬儀ができて、兄を送れたという気持ちでいっぱいです。
亡くなった兄と私の関係の証明が大変
葬儀を終えられた感想を教えてください
兄が亡くなって感じたのは、亡くなった人の住民票を取るのがすごく大変だったことです。
お墓の継承者は兄だったのですが、妹の私が手続きに行っても「お兄さまとの関係が分かるものをお願いします」と言われとても困りました。それぞれ別々の生活をしておりますので、戸籍をとってもその関係を証明できるものがありません。
調べていくと以前の家族状況が分かる「原戸籍」というものがあるということを初めて知りました。その現戸籍を取り寄せて、何とか証明することができましたが、このようなことは葬儀に直面しないと分からないことですよね。
そういう意味で、今回の葬儀ではいろいろなことを知ることができました。
河本さま、お忙しい中本日はどうもありがとうございました。
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