お客さまへのインタビュー
よりそうお葬式の対応に満足と感動
- 2021年10月12日
お葬式手配の「よりそうお葬式」
宮崎県宮崎市にお住まいの今井秀美さま(43歳)。同居していた実母・小玉喜代美さま(享年・72歳)は膵臓がんを患われ、2年以上にわたるの闘病生活の末、2013年10月にご逝去されました。今井さまは身内だけのこじんまりした葬儀を希望され、よりそうお葬式(旧シンプルなお葬式)をご活用いただきました。その際に感じたことをお伺いしました。
母のがん宣告とその闘病生活
お母さまにがんが見つかったときのお話をお願いします
母は、7年前に夫(つまり私の父)を亡くしてからは一人娘である私がひきとり、宮崎市内で一緒に暮らしていました。他には、主人と中学1年生の息子の3人、そして、家族同様にかわいがっている愛犬のラッキーが私の家族です。
母は、がん宣告を受けるまではとても陽気で、しっかり者で、60代後半になってもバリバリ介護の仕事をこなすような元気な人でした。
2年前の5月、突然アイスクリームを続けて10個食べたり、水や氷を大量に欲しがったりといった妙な行動が目立ってきたので、病院に連れて行きました。検査の結果、膵臓がんが見つかりました。2㎝オーバーで、手術できるギリギリの大きさでしたが、快復を願って手術をお願いしました。
その時、ご家族はどのようなお気持ちでしたか?
私は一人っ子でしたから、父に続いて母もいなくなるかも……という現実がとてもショックでした。でもそんな時、主人が力になってくれ、息子の存在も心の支えになりました。私は家族と一緒に、母を最期までしっかり見守っていこうと決めました。
お母さまの闘病生活はどんなご様子でしたか?
手術したものの、取り切ることができなかったようで、容体は悪くなっていきました。入退院を繰り返し、昨年(2012年)夏からは、宮崎市内のT病院に入院することになりました。
あまり評判の良くない病院でしたから最初は迷いもありました。が、噂とは正反対で、とても良心的で手厚い介護をして下さるところで、安心して母を預けることができました。デマに惑わされずによかったと思いました。最後は、つらい延命治療は行わない選択をし、痛みを抑えるパッチなどを貼っていただきながら、母は安らかな日々を過ごすことができました。
父の葬儀のときの経験を参考に
お母さまがお亡くなりになった状況を教えてください
母は、亡くなる前にも3度ほど危篤状態に陥り、敗血症を起こすなどして生死の境をさまよいました。そのたびに奇跡的に命を取り留めてきましたが、4度目に本当に逝ってしまいました。10月24日の深夜のことでした。
その際、携帯電話で『よりそうお葬式』にアクセスして相談しました。外は雨風がひどい、嵐の夜でした。私の希望どおりの葬儀社を調べていただいている間、「本当にちゃんとした葬儀ができるのか」と、とても不安でした。というのも、7年前に父の葬儀を執り行った時のことがよみがえり、できれば母の葬儀は父とは違った形でしたいと考えていたからです。
7年前のお父さまの葬儀はどういったものでしたか?
父は寿司店を経営していました。商売をしていた関係で交友範囲が広く、父方の親戚からも「とにかく盛大な葬儀をしたい」と言われました。私は基本的には「自宅でやりたい」と粘りましたが「多くの人が来るのだから、それは無理」と決めつけられました。
経済的な不安があったにも関わらず、様々なしがらみにとらわれ、結局大ホールを借りることになりました。いかにも世間体が優先という感じの大々的な葬儀に納得がいかないまま、葬儀社からは数百万円もの請求をされ、後味の悪いものでした。
ですから、母のもしもの時は、親しい人だけが心を込めて見送るような、家庭的な葬儀をしたいとずっと思っていたのです。「よりそうお葬式」に問い合わせをしてから回答があるまでの間が長く感じられましたが、結果的には、そんな待ち時間の不安を一掃するような素晴らしい対応をしていただき、満足のいく結果をいただくことになりました。
家から見送りたい家族葬を希望
「よりそうお葬式」を選んだ決め手は?
私たちは「家族葬」を希望していました。母のがん宣告の後、私は今年の2月ぐらいから個人的にいくつかの葬儀社に問い合わせをし、価格やプランなどを細かく確認してみました。
でも、近所でも有名な市内の2社からは「だいたい30~50万円」というプランを示され、想定していたよりも高額だったので困っていました。不要なオプションもたくさんあり、しっくりこない感じでした。よりそうお葬式に紹介していただいたのは、同じく宮崎市内にある葬儀社でした。価格の面や「家で行いたい」などのこちらの条件を告げたところ、快く受けてくださり、提示された金額も驚くほど良心的でした。担当者も親切丁寧で、しっかり対応してもらえました。
具体的にはどういう進め方でしたか?
まず、うちは仏教ではなく神徒です。古くからお世話になっている「今泉神社」の神主さんに来ていただき、葬儀を行うことになりました。その点では、特別なことをする必要はありませんでした。
要望として、葬儀社のホールなどを借りるのではなく家で葬儀をして、家から斎場に送り出したいということと、葬儀社から用意してもらいたいのは棺桶ぐらいのもので、あとはすべてこちらの手作りで行いたいということを伝えました。そういった要望をすべて取り入れてくださるということでした。
葬儀社の親切さに驚きと感謝
「家族葬」について詳しくお聞かせください
家族3人と、母と本当に親しかった親戚・知人友人だけが集った、こじんまりとした暖かな葬儀でした。飾り付けや生花、料理、写真、香典返しなども、葬儀社のプランやオプションではなく、すべて別途に自分たちで手配。アットホームな雰囲気を保ちつつ、ひとつひとつは大手の葬儀社で出されるものと変わりないような、きちんとした形で進めることもできました。
また、遺族が味わうような「葬式疲れ」と言われるような大変さもなく、自宅で自分のペースで自由に動けるのも大きなメリットだったと思います。
葬儀社の担当者さんは30歳前後の若い男性でしたが、葬儀の後もまめに通ってくれ、いろいろと相談にのってくれました。私の依頼は金額的には安かったのに、料金以上の手厚いサポートをしてくれる担当者さんは心からすごいと思いました。
おかげさまで、最後までイメージどおりの家族葬を行うことができ、主人と今でも「びっくりしたね」「よかったね」と話しています。心から感謝しています。
お母さまとのお別れはどのような形でしたか?
私たちは通夜と呼ばれるものは行わず、本葬だけを行いました。葬儀は一般的にとても慌しいもので弔問客に対する失礼も多々あると思いますが、この形式ですと、親しかった人たちとゆっくり語り合うことができます。
しかも、自宅で眠るように横たわっている母の隣に布団を敷き、最後の夜も家族みんなが寄り添って過ごすことができました。そうして、望みどおりに、この家から斎場へと母を送り出すことができました。本当によかったと思えました。
「よりそうお葬式」の対応に満足と感動
「よりそうお葬式」についてどう感じましたか?
手作りといえるような家庭的な葬儀で見送ることができたのは、よりそうお葬式の存在があったからこそです。本当に良い葬儀社をご紹介していただいたと感謝し、感動すらおぼえます。ありがとうございました。一般的には「盛大でたくさんの人が集まるのが良い葬儀」と思っている人が多いかもしれません。都会に比べたら田舎ではなおさらです。
でも今からは、こうしたこじんまりとした小さな葬儀にしたいという人が増えると思います。私は大きな葬儀も家庭的な葬儀も両方経験しましたが、家族葬は本当に素晴らしく、価格的な面も安心です。そしてそういう時こそ、葬儀のプロの存在が大変心強く、力になるものです。
私の経験をお話しすることで、よりそうお葬式の素晴らしさが少しでもお伝えでき、これからの時代にどんどん広まって行けばいいのにと、心から思っています。自分たちの声にきちんと応えてくれる葬儀社もあるのだから、安心してお任せしたらいいですよ!と、強く訴えたいと思います。
今井秀美さま、ありがとうございました。
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