(お別れルーム旅立ち)葬儀の形はそれぞれでも、 変わらない「心の部分」を大切にしたい
- 2022年03月31日
お葬式手配の「よりそうお葬式」
目次
インタビューに答えていただいた葬儀社の式場
インタビューに答えていただいた方
お別れルーム旅立ち 支配人/菱川大祐さま
名古屋初のホテル式個室葬儀ホール
お葬式の形として「立派な祭壇があるのか?」「華美なお花が必要なのか?」「お経があるのか?」とかは重要ではなくて、いかに「故人さまを心を込めてお送りすることができるか」が、本当のお葬式だと思っているんです。
わかりやすい形として、直葬とか家族葬と表記はしますけど、僕の考えとしてはそれはない。
直葬って何?亡くなった方をすぐ火葬場に連れて行くの?
でも、そんなことできないですよね。必ずどこかに亡くなった方を安置するスペースや、故人さまとのお別れの時間を過ごすスペースって必要なんですよね。
そこでご家族が納得して故人さまとお別れできれば、もう立派なお葬式だと考えています。
その考えから「家族旅行に来たかのように、旅立たれる方との時間をお過ごしいただくこと。そして、たくさんの「ありがとう」を贈っていただくこと。」という理念を掲げています。
それで作ったのが、おそらく名古屋初となると思うんですけど、ホテル式個室の葬儀ホールなんです。
洋間と和室が続きになったくつろぎの空間
プライベート空間の斎場にしたいと思って作りました
直葬や火葬式となると、時として故人さまを冷蔵庫に安置する必要があります。
分かってはいるものの、もしそれが自分の家族だとしたらどうしても抵抗があるんですよね。
安置部屋みたいにしてるところはいくつかあるようですが、それも付き添ったりとかができないところが多いんです。
やっぱりひと部屋ひと部屋が、家族のために使ってもらえる部屋として機能できるところを作りたいと。
ご家族で来て会いたいじゃないですか。
好きだったものをお供えしたり「お母ちゃん、ありがとう」とか「お父さん、苦労掛けてごめんね」とか絶対に何か言葉を掛けたいはずなんですよ。
そのような時間って絶対に必要だと考えているので、そんなプライベート空間の斎場にしたいと思って作りました。
プライベート空間を意識した斎場
わかりやすく安心な総額提示
弊社では初めてお葬式をされるお客様より、過去にご家族のお葬式を経験されているお客様が多いと思います。
その理由は「前回は○○葬儀社でお葬式をしたけど説明と金額が違う」「家族葬を希望していたのに大きなホールを案内された」などと、葬儀社に対してあまりいい思いをされていないようなんです。
うちの場合は基本的に完全総額という形で、お客さまには事前にお話ししています。
もちろん何かしらの都合で、お葬式が4日、5日と伸びれば別ですけど、お客さまには総額で金額を提示し、ご納得いただいた上でお手伝いさせていただいています。
ご家族の気持ちになって接することで、ここでやって良かったと思ってもらいたい
さらに言えば、金額と同時にご家族が最後に「本当にここでやってよかったな」と言ってもらえることが一番です。
それに向かってなにをするのかということだけなので。
祭壇が大きいとか、お花が立派とかではなくて、やはりスタッフの対応であったり、「いかにご家族の気持ちになって接することができているのか?」が一番重要なのではないかなと。
すごく難しいことなんですけどね。
家族ひとりひとりで思うところも違うし、故人さまの年齢や関係性も違うしそれぞれですよね。
そのような事情にどう対応するのかが、我々スタッフの人間力というか、まごころですよね。
業界でいえば当たり前のことなんですけど、それに尽きるんじゃないかなと思います。
お客さまがなぜ知りたいかを理解する
事前相談で多い質問は「ここっていくらかかるんですか?」と「ここってどんなお葬式やってくれるんですか?」この2点なんです。
知らない、わからない、何を聞いていいかもわからない、だからこの質問をされるんです。
真正面に答えたら「うちいくらですよ。このようなプランです。」で終わりなんです。
そうではなく、弊社のサービスとその背景まで踏み込んでお話しし、安心できると思ってもらいたいと考えています。
それにはもちろん、サービスもありますが普段からの積み重ねなんです。
例えば弊社は、夏場だと近所でかき氷を配ったりするんです。
通り過ぎる人に「よかったらかき氷食べていってください」って。
無料で配布して、少しでも話しができて涼んでもらえたら気持ちがいいですよね。
そして「あぁ、ここってなんかいいな」と感じてくれる。
そういうのが大事かなと思います。
このような心遣いが、葬儀でも大事だと思うんです。
色々な人にとって「安心できる葬儀屋さん」と思ってもらえるようにと考えています。
本質的な部分を大事にしていきたい
葬儀場は入りづらい、というイメージがあると思うんです。
でも我々は利用したご家族が気兼ねなく、自宅の延長のような、最後に家族でちょっとした小旅行にきたような雰囲気作りを一番大事にしているんです。
気楽にといったらおかしいんですけど、形式張った形にとらわれずに利用していただきたいですね。
ホテル式にしたのは最後の家族旅行に来たかのようにという思いもあったので、家族とゆっくり過ごしてもらえる空間として使っていただけたらいいなと。
そして、葬儀の形はそれぞれですが、心の部分は絶対に変わらないですよね。
そこを一番重要にしています。
いわゆる流れ作業のような対応ではなく、心のこもった、本質的な部分がもっと重要視されていかなければいけないんじゃないかなと。
少し落ち着いた、家族でゆっくりと過ごせる時間をこれからも提供していきたいと考えています。
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