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仏壇の価格相場と、値段を安く抑える4つの方法

仏壇の価格相場と、値段を安く抑える4つの方法
  • 2023年01月30日

両親など身近な存在の人が亡くなった場合、49日法要までに仏壇を準備しなければなりません。しかし、仏壇を購入した経験のあるという人はあまり多くはないので、実際どれ位の価格で販売されているものなのかなど費用面の不安を感じている人もいるでしょう。
ここでは目安となる仏壇の価格相場と、実際に仏壇を購入する際の費用を抑えるための方法を4つ紹介しますので、これから仏壇を購入するという人は参考にしてみてください。

記事の監修

終活ガイドという資格を通じて終活の専門家を育成すると同時に終活ガイドの皆さんが活動する基盤づくりを全国展開中。

仏壇の種類と価格相場

仏壇と言っても様々な種類があります。それぞれの仏壇の種類を知ることは相場を見る上でも非常に重要になってきます。

唐木仏壇

明治時代から作られるようになった仏壇の種類で、黒檀や紫檀などの木材の色や木目を活かした仏壇の種類になります。
木材の種類や材質によって仏壇の値段がかなり変わってくるのが特徴と言えるでしょう。

唐木仏壇で使用される代表的な木材

  • 黒檀
    まず挙げられるのが黒檀で、水に沈むほど緻密で乾燥性がよく虫などもつきにくい木のダイヤモンドとも呼ばれる高級木材です。
  • 紫檀
    紫檀も古くから使用されている木材で、堅くて緻密になっています。

  • 桑は国内でも産出される木材で、仏壇に使用されているものは伊豆諸島で産出される「島桑」と呼ばれるものです。

  • 欅も北海道以外の全国で産出される木材で、堅く神社や寺院建築には古くから使用されています。

価格相場

唐木仏壇の費用相場は、使用される木材や大きさなどにもよりますが60万円から110万円程度となります。

金仏壇(塗り仏壇)

金仏壇は全体的に黒の漆塗りが施されていて、内部は金箔が貼ってある仏壇で浄土真宗で推奨されている仏壇と言われていますが、他の宗派でも金仏壇を使用することがあります。
ただ、金仏壇といえば浄土真宗と言われるように、浄土真宗では派によって仏壇のデザインが異なるので注意が必要です。
また、伝統工芸士がパーツ別や組み立てなど分業制で作っているのも特徴です。そのため、金仏壇の相場は100万円から150万円と少しお値段が張る形となっています。

モダン仏壇

最近増えているモダン仏壇はインテリア性を重視したすっきりしたデザインなので、フローリングの部屋など洋室などにも違和感なくおけるタイプの仏壇になっています。
基本的に仏壇は木材を使用しているものですが、このタイプだとガラスを用いたものなど斬新なものも多いです。
モダン仏壇の相場としてはシンプルなものが多いので50万円前後です。

ミニ仏壇

老人ホームに持ち込みたいという人などに人気が高いのがミニ仏壇とよばれるもので、非常にコンパクトなもので1人暮らしの人など狭いスペースで仏壇を置きたい人にも人気です。
デザインは様々で扉のないタイプなどもあります。
ミニ仏壇の価格相場としては、5万円前後ですが、2万円程度のものと10万円弱程度のものの2極化傾向にあり、人気が高いのは8万円程度の価格のものです。

上置き仏壇

上置き仏壇は下台のない仏壇のことです。唐木仏壇タイプや金仏壇タイプなどもありますが、家具調のデザインのものが主流です。
棚の上などに置いて設置する関係から仏間を持たない人に人気が高いです。
上置き仏壇の相場は30万円前後ですが、唐木仏壇タイプや金仏壇タイプはもう少し高額になる傾向にあります。

仏壇の購入方法

仏壇を購入しようと思った時に、どこで買うことができるのか迷ってしまうという人もいるでしょう。
仏壇を購入する場所は大きく分けて2つになります。

仏壇・仏具店で購入する

最も基本となるのが仏壇・仏具店で購入するという方法です。
近場に仏壇・仏具店があれば良いですが、ない場合には浅草など仏壇・仏具店が密集しているところまで行くか、葬儀会社やお寺に聞いてみるとお店のある場所を教えてもらえるかもしれません。

インターネットの仏壇販売サイトで購入する

もう1つの方法が最近増えているインターネットの仏壇販売サイトで購入するという方法です。
製造メーカーや卸問屋が運営していることも多く、実店舗で購入するよりも安価に購入することができることも少なくありません。
また、種類なども数が多いので自分の理想のものを見つけやすいです。

仏壇を購入する時に確認すべき注意点

仏壇を購入する前に確認しておかなければならない点があります。これを確認せずに購入してしまうと、実際に仏壇を設置する時に困ってしまうこともあるのできちんと確認しておきましょう。

置く場所の位置やスペースを確認する

仏壇を家のどこに置くのかをしっかりと確認しておかなければなりません。
仏間など和室に置くのか洋室に置くのかによって購入する仏壇のデザインも変わってきますし、何よりも重要なのはスペースです。
購入した仏壇よりもスペースが小さければ仏壇を置くことができなくなりますし、家具や棚の上に置く場合も奥行きなどが分かっていないと安全に設置することができなくなります。
あらかじめ置く場所の位置のサイズなどを測ってからお店に行って相談した方が良いでしょう。

宗派(宗旨と分派)を確認する

仏壇を買う際は宗派についても確認しておく必要があります。特に伝統型仏壇を購入する際には確認が必須です。
浄土真宗では金仏壇が使われる事が多いですが、宗派によって仏壇のデザインが異なります。
本願寺派であれば、一重破風屋根で金箔張りの柱などといった特徴がありますし、大谷派であれば二重瓦屋根で黒漆塗りの柱などといった特徴があります。
この他にも特徴がありますし、仏壇というのは伝統工芸品という一面もあり、地域によって異なる部分もあるのでよく確認しておかなければなりません。

購入時期や納期を確認する

仏壇の購入時期についてですが、特にこの日に決めなければならないというものではありません。禅語に「日日是好日」というものがあるように、生前などいつでも良いのです。
しかし、親などが亡くなった時になって仏壇を用意しなければならなくなったという時は、故人が仏様になる49日法要までに購入するというのが一般的です。

仏壇というのは購入して即自宅に届くというケースは稀ですし、受注生産などの形をとっているケースもあるので購入する際には事前に納期はいつ頃になるのかを聞いておかなければなりません。
49日までに間に合わせたいのであれば、49日までに届くものを選ばなければいけないということでもあります。

基本的には49日までに仏壇を用意するというのが推奨されていますが、仏壇は大きな買い物でもありますしじっくり選びたいという人も多いです。
そういった場合には1周忌を目処に購入するという形でも良いでしょう。
49日法要や1周忌法要を目処にすることで、供養とお仏壇の開眼を同時に行うことができるので効率が良いのです。

監修者のコメント

仏壇は素材やサイズによって値段は大きく変わります。最近はインターネットや通販で販売しているところもあるようですが、仏壇の性質を考えると実際に見てからの方が希望するものを購入できる確率が高いと思います。

仏壇の値段を安く抑える方法

女性

仏壇は大きな買い物になりますが、できるだけ値段を安く抑えたいという人も多いのではないでしょうか。
仏壇購入費用を安く抑えるためのポイントを紹介します。

シンプルで小さなサイズの仏壇を選ぶ

仏壇の価格を大きく左右するのがデザインと大きさになります。職人が手彫りで作っているものなどに関しては当然高額な仏壇になってしまいますが、できるだけシンプルなデザインのものを選ぶことができればその分値段をぐっと抑えることができます。

また、サイズも小さい方が安価になっています。ミニ仏壇や上置き仏壇などでシンプルかつコンパクトなものを選べばそれだけ値段は安くなるということです。

国産ではなく海外産の仏壇を選ぶ

仏壇は日本の伝統工芸品でもあるので、できるだけ国産の仏壇を購入したいという人は多いです。しかし、国産のものは仏壇に限らず外国産と比較して高額になることが多いものです。
仏壇は国内でのみ作られているものではないので、海外産のものを購入すれば値段を抑えることができるということになります。

実際、今は販売されている仏壇の7割程度は海外産だと言われています。また、国産として販売されているものでも使用木材が輸入物であったり、宮殿や彫刻を海外で行ったものは多いです。
そもそも日本では取れない木材を使用しているケースもあるので、海外産だから品質が悪いということではなく、海外産でもきちんとしたものであれば問題はありません。

安価な材質の仏壇を選ぶ

仏壇の値段は材質によっても変わります。最高級の材木である黒檀を使用したものであれば200万円を超えるものがザラですが、安価な材質のものにすれば値段は大きく下がります。
黒檀以外にも高級な銘木を使用したものであれば当然値段は高くなります。

合板に木目を印刷したものなど安価な材質の仏壇などが安価な仏壇の代表的なものです。
仏壇は品質表示カードなどで使用されている材質を確認することができますので、そういったものを確認して選ぶという方法もあります。

インターネットでセールになっている仏壇を選ぶ

インターネットでは仏壇がセールになっていることもあります。割引セールもあれば、出店しているショッピングモールサイトのポイントの付与率が大幅に上がるなど様々なものがありますが、そういったセールやキャンペーンなどの対象となっている仏壇を選べば安価に仏壇を購入することができるでしょう。

仏壇は金額の大きな買い物なので、割引率があまり大きくなかったとしても、割引金額にするとかなりの金額が割り引かれているケースは少なくありません。

まとめ

仏壇は親など身近な存在の人が亡くなってから49日を迎えるまでに用意するのが一般的です。
仏壇にもいくつかの種類があり宗派や地域などによって選ぶべきものが変わりますし、伝統的なものから近年流向のミニ仏壇などコンパクトなものまで様々なものがあります。
仏壇は種類や使用されている材質によって価格も変わるので、自身の予算や設置場所のサイズに応じて好きなものを選ぶことができます。
高額な買い物になりがちですが、インターネットを活用するなどして安価なものを選ぶことで費用を大幅に抑えることも可能なのです。

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