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家族葬は安い?葬儀を安くする8つの方法とお葬式の知識

家族葬は安い?葬儀を安くする8つの方法とお葬式の知識
  • 2024年10月31日

お葬式の中でも、多く参列者を招く一般葬と比べて、比較的安価な方法のお葬式は家族葬と呼ばれる方法です。家族葬は特に親しい方を中心に、故人さまをお見送りする小規模なお葬式を指します。

しかし、家族葬といっても葬儀社やプランによりサービスや金額はさまざまです。また、その中でも費用を抑える方法がいくつかあります。

この記事では、家族葬の基本概要や費用が安い理由、お葬式の知識などを紹介します。

家族葬は他のお葬式に比べて安い?

家族葬は他のお葬式に比べて安い?

家族葬は、他のお葬式の方法に比べると費用が安いという特徴があります。ここでは、家族葬が安い理由を解説します。

家族葬とは

家族葬とは、家族や親戚、親しい友人や知人で小規模に行うお葬式です。

時代の変化とともに、最近では少人数のお葬式を希望する人が増えています。家族葬は故人さまと特につながりが深かった人同士で別れを共有し、最期の時間を過ごします。

家族葬にはっきりした定義はありませんが、一般的には参列者が1~30人程度のお葬式です。

家族葬が増えた理由

家族葬が増えた理由は、地域コミュニティが変化したためです。

少子高齢化や人口減少が加速する現代では、お葬式に多くの人を呼ぶことが難しくなっています。

また、お葬式を執り行うとしても、少子化によって兄弟の少ない家庭が増えると1人あたりの負担が大きくなります。経済的な理由で盛大なお葬式が難しいという場合もあります。

家族葬が安い理由

家族葬が安い理由は、お葬式に参列する人数が少なく、参列者への返礼品や食事代、人件費などが減るためです。

また、葬儀会場によっては収容人数に応じて部屋の広さや費用が変わるケースもあります。参列者の人数が少なければ部屋も小さくなるため、費用を抑えることができます。

ただし、参列者が少ないことは香典が少なくなるという点に注意が必要です。

葬儀費用の平均金額はいくら?

2022年に発表された一般財団法人日本消費者協会「第12回 葬儀についてのアンケート調査」によると、葬儀一式費用の平均金額は121.4万円という調査報告があります。

この費用には、葬儀社に支払うお葬式費用、飲食費用、お坊さんに支払うお布施なども含まれています。

この金額はあくまでも平均であり、お葬式のスタイルや参列者によって大きく変わります。

葬儀の種類と費用相場

家族葬以外のお葬式の種類としては、主に一般葬があります。一般葬の中でも一日葬や火葬式(直葬)があります。どのお葬式を選ぶかは、故人さまやご遺族の意思・意向によって変わります。

ここでは、お葬式の種類と費用相場を紹介します。

一般葬

一般葬の費用相場は、規模によって変わるものの100~200万円前後です。

一般葬は、お通夜と告別式のどちらも執り行う従来のスタイルとなります。故人さまの身内だけでなく、友人や会社関係者、近所の方まで幅広い方に参列してもらうのが特徴です。

お葬式の参列者は故人さまの生前のお付き合いによって変わり、100人を超える規模になる場合もあります。そのため、ほかのお葬式の種類に比べると費用は高めです。

一日葬

一日葬の費用相場は、規模によって変わるものの30~100万円前後です。

一日葬はお通夜を省略し、一日でご火葬まで執り行うスタイルとなります。お通夜を執り行わないため、親族や故人さまと縁が深かった人が中心となって送り出します。

お葬式の参列者は30人以下であるケースが多くなります。

火葬式(直葬)

火葬式(直葬)の費用相場は、規模によって変わるものの10~50万円前後です。

火葬式はお通夜や告別式を執り行わず、故人さまのお身体を火葬場に運び、ご火葬のみを執り行うスタイルとなります。お坊さんに読経を依頼し、簡単なお別れの儀式を行うケースもあります。

火葬式の参列者は、一般的に10人以下です。費用を抑えたい場合や故人さまの身寄りがなく、参列者が少ないという理由で選ばれることが多くなっています。

葬儀の費用内訳

葬儀の費用内訳

どのようなお葬式プランを利用してもかかる費用は、大きく分けると以下の3点です。

葬儀一式費用(セットプランに含まれるもの)

■セットプランに含まれる一例

葬儀社のプランは、一般的に「葬祭一式」と付随する「棺代」「霊柩車代」などをセットにしたプランが用意されており、どのセットプランを選ぶかによって費用が異なります。

一般的にセット価格は30~200万円くらいで、葬儀社によって様々な価格設定が用意されています。※火葬場使用料など、葬儀社が立て替える費用は実費として加算されます。

飲食代・返礼品など、別途かかる追加費用

■飲食代・返礼品などの追加費用

上記は参列する人数によって、大きく変わります。会食接待費は飲食の内容や通夜会葬の人数、親族の人数により差がありますが、25~70万円くらいが相場です。

寺院費用

寺院費用
■おもな寺院費用

菩提寺(ぼだいじ)がある場合は、その関係や寺院の格によってお布施の料金が変わってきます。また戒名のランクによって相場も変わり、20~100万円が目安となります。お車代はお坊さんが火葬場から帰られる場合などに1万円程度、お膳料は精進落としの不参加の場合に5,000円〜1万円程度をお渡しします。

お布施は対価としての特性を持つお金ではないため、本来特別な決まりはありません。

家族葬の費用をさらに安くする8つの方法

家族葬にかかる費用をさらに安くすることも可能です。ここでは、家族葬の費用を抑える方法を紹介します。

安い葬儀社に依頼する

家族葬でもお葬式の規模が小さければ、その分お葬式にかかる費用を抑えられます。

家族葬はおおむね30人以下の小規模なお葬式です。その中でも、親戚や知人を含めて30人を呼ぶのと、家族だけで行うのでは費用は変わってきます。

参列者が減ると、飲食代や返礼品にかかる料金も減ります。

また、葬儀場の規模も小さくできるため、斎場使用料を抑えることも可能です。自宅にすれば、式場利用料なしでお葬式を進められます。

香典をお葬式の費用に充てる

香典をお葬式の費用に充てる

参列者から受け取る香典をお葬式の費用に充てることで、ご遺族が支払うお葬式代を抑えられます。

香典は故人さまの霊前に供える金品であるとともに、お葬式の費用の足しにするというのも目的の一つです。ただし、香典だけでお葬式の費用をすべて賄えるわけではありません。

家族葬は一般的なお葬式に比べると香典は多く集まらず、結果的に出費が多くなる場合もあります。

市民葬(区民葬)にする

市民葬(区民葬)にする

市民葬(区民葬)は、市や区が運営しているお葬式です

各自治体が葬儀社と提携し、お葬式にかかる費用を抑えられるのが特徴です。必要最低限のシンプルな内容となっており、必要なものがある場合はオプションとして追加費用が発生します。

葬祭費補助金制度を活用する

葬祭費補助金制度とは、健康保険の被保険者がお亡くなりになった場合に一定額の補助を受けられる制度です。

葬祭費補助金は、加入している健康保険によって支給金額や申請先が異なります。

国民健康保険や後期高齢者医療制度に加入していた場合は葬祭費、社会保険や各共済組合に加入していた場合は埋葬料・家族埋葬料です。

例えば、東京都北区の場合だと国民健康保険がお亡くなりになった場合、申請によってお葬式を行った方に葬祭費として7万円が支給されます。

葬祭費補助金の対象になるかどうかや要件は、自治体に問い合わせてみましょう。

葬儀保険等を活用する

葬儀保険は終活保険とも呼ばれ、お葬式を行うときに必要な費用を賄える保険です。

生命保険に比べて保険料が安価であることや、保険料の支払いをスムーズに行えるなどのメリットがあります。葬儀保険にかかる保険料はプランによってさまざまです。

お葬式にかかる費用が心配という方は、葬儀保険に加入しておくとよいでしょう。

事前申し込みを活用する

お葬式にかかる費用を抑えるためには、葬儀社が提供している事前申し込みサービスを活用するのも方法の一つです。

例えば、よりそうお葬式の「事前割」は事前に申込みをするだけで割引価格でご利用いただけます。ご家族が長生きするほど費用がお得になるサービスです。

ご家族や大切な方がお亡くなりになると深い悲しみの中で、残されたご家族は式場やプラン選びなどの選択を迫られます。

慌ててお葬式プランを選ぶことで、思うようなお葬式ができず後悔する可能性もあります。そうならないためにも、事前申し込みサービスはおすすめです。

食事や返礼品を抑える

お葬式費用を安くするためには、食事や返礼品にかかる費用を抑えることもポイントです。

お葬式を執り行う際は、喪主は通夜料理や精進落としを用意して、参列者に振る舞うのが一般的です。

食事の費用に明確な決まりはないため、できるだけ安く済ませることで、お葬式の出費を減らすことができます。

お通夜に参列した方への通夜参列品、告別式に参列した方への会葬御礼品なども、価格を抑えることができる出費です。

また、参列者に渡すものでも特に高額になりやすいのが香典返しですが、いただいた香典の3分の1程度に抑えるならマナー違反にはなりません。

格安の葬儀で気をつけること

お葬式を格安で執り行う場合には、いくつか気をつけることがあります。ここでは、格安のお葬式で注意すべきポイントを解説します。

親戚に反対される場合がある

格安のお葬式で注意すべき点は、親戚に反対される場合があることです。

最近では家族葬や密葬なども珍しくありませんが、お葬式の規模が縮小されるようになったのは比較的最近です。

そのため、人数が極端に少なかったり、お通夜がなかったりすると、不自然に感じる親戚が出てくる場合もあります。

あとから「お葬式の規模を縮小することを聞いてなかった」と言われる可能性もあります。トラブルを避けるためにも、故人さまと付き合いの深い親戚には確認しておきましょう。

先祖代々の墓に入れなくなる可能性がある

火葬式(直葬)する場合は、一族の墓に入れなくなる可能性があるため注意しましょう。その理由は、菩提寺と関係のないところで執り行われるためです。

一般的なお葬式はお通夜や告別式でお坊さんが読経をします。しかし、火葬式ではお坊さんの読経がないため、宗教観を重視するお寺によっては火葬式を快く思わない場合もあります。

お葬式の中でも特に安いのは直葬ですが、納骨を断られることもあるため、事前に確認しておきましょう。

葬儀後に高額な費用を請求される場合がある

格安のお葬式プランは、基本的なサービスのみを含むことが多く、追加オプションやサービスなどは別途費用がかかる場合があります。

例えば、接待費、お寺への支払い、ご遺族の移動手段などです。

良心的な葬儀社であれば、追加費用の説明も事前にあるのが一般的です。しかし、中には追加費用の説明を十分に行わず、あとから高額な費用を請求してくるところもあります。

状況によっては、ゆっくり見積もりを取っている余裕がないかもしれません。そのような場合でも、できるだけ落ち着いて葬儀社を選ぶことが重要です。

ゆっくりとしたお別れができない場合がある

お葬式がシンプルになるほど、ゆっくりとお別れができにくくなる点に注意しましょう。

一般的なお葬式はお通夜と告別式がありますが、一日葬だとお葬式のみ、火葬式(直葬)だとご火葬式のみとなります。

お葬式は形式がシンプルなほど費用は安くなりますが、その一方で故人さまと対面する時間も短くなります。

費用を抑えることが、結果としてゆっくりしたお別れができないことにつながる可能性もあります。

お葬式の費用に関するQ&A

お葬式の費用に関するQ&A

ここでは、お葬式の費用についてよくある疑問をQ&A形式で紹介します。

お葬式で発生する追加費用はプランによって変わります。 具体的には、プランによって以下の追加費用が発生する場合があります。

  • メイクアップ
  • 参列者の飲食代
  • グレードアップする場合

また、参列者の人数が予定よりも多かったり、安置日数が想定より長引いたりするなど、想定外の状況で追加費用が発生することもあります。

追加費用をめぐってトラブルが発生しないよう、事前にどのような追加費用が生じるかどうか把握しておきましょう。

まとめ

まとめ

この記事では、家族葬が安い理由やお葬式の費用を安くする8つの方法、お葬式の知識などを解説しました。

家族葬は親しい方を中心に故人さまをお見送りするお葬式で、参列者が相対的に少ないため、お葬式費用も割安となっています。

さらにお葬式の費用を抑えるためには、事前申し込みサービスを活用したりなども有効です。

一方で、大切な人がお亡くなりになると、精神的にも時間的にも余裕がないままお葬式の準備を進めなければなりません。

安いお葬式のプランにはオプションがなかったり、追加費用を請求されたりなどのリスクもあるため注意しましょう。

お葬式の費用を抑えたい方、安心して故人さまをお見送りしたいという方は、よりそうお葬式にご相談ください。

よりそうお葬式では、家族葬(近親者のみで行うお葬式)のプランを中心に取り扱っており、一日プラン二日プランなどからお葬式の形式をお選びいただけます。

もっとシンプルにお見送りしたい方に向けて火葬式(ご火葬のみを行うお葬式)のプランも取り揃えており、シンプルプラン面会プラン自宅安置プランなどから選択が可能です。

詳細については、公式ホームページをご覧ください。

まずはお気軽にお問い合わせください。

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