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葬儀にかかる時間はどれくらい?当日のタイムスケジュールを解説

葬儀にかかる時間はどれくらい?当日のタイムスケジュールを解説
  • 2024年07月16日

お葬式は、お通夜・告別式・ご火葬を2日かけて行うのが一般的です。しかし、それぞれの儀式ごとにかかる所要時間が異なるため、注意が必要となるでしょう。

この記事では、お葬式にかかる時間、タイムスケジュール、喪主が日程を決める際の留意点、参列者が気を付けたい注意点についてくわしく解説します。

お葬式の所要時間について知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

葬儀にかかる時間はどれくらい?

葬儀にかかる時間はどれくらい?

お葬式は、お通夜・告別式・ご火葬を執り行うため、各所要時間を把握することが重要です。

お通夜は約1〜2時間、告別式は約30分〜1時間、ご火葬は約1〜2時間かかりますが、所要時間は状況によって前後するため、必ずしもこの限りではありません。

ここでは、お葬式にかかる時間についてくわしく解説します。

葬儀の大まかな流れ

お葬式は、お通夜・告別式・ご火葬へと続くのが一般的な流れです。

ただし、最近ではお葬式の形が多様化しており、お通夜を省略する一日葬、お通夜・告別式を省略する火葬式などがあります。

状況に合わせてよりコンパクトかつシンプルなお葬式が行われる場合があるため、必ずしもお通夜・告別式・ご火葬の流れになるとは限りません。

喪主としてお葬式を執り行う場合も参列者としてお葬式に参列する場合も、どのような形式のお葬式なのかは事前に把握しておく必要があるでしょう。

一般葬は2日かかる

お通夜・告別式・ご火葬などの儀式を執り行う一般葬(よりそうお葬式二日葬)は、2日かかります。1日目と2日目に執り行う儀式は、以下の通りです。

  • 1日目:お通夜
  • 2日目:告別式・ご火葬

一般葬の場合、1日目にお通夜を行い、2日目に告別式・ご火葬を行うのが一般的です。

1日目の夜に喪主・ご遺族・参列者が集合してお通夜を行い、故人さまを弔います。その後、2日目の朝から昼にかけて告別式を行い、ご火葬を行います。

最終的に、ご収骨(故人さまの骨を拾うこと)を行い、お葬式は終了です。ただし、1日目・2日目ともに会食に参加する場合はさらに所要時間がかかります。

お通夜の所要時間

お通夜の所要時間は、おおよそ1〜2時間となります

ただし、通夜振る舞いの席に参加する場合は、会食を行うため追加で1〜2時間ほど必要となるでしょう。会食に参加する場合は、全体で2〜4時間はかかると見ておきたいです。

一方で、通夜振る舞いの席に参加しない場合は、1〜2時間ほどで終わります。

喪主・ご遺族側なのか参列者側なのかで所要時間が変わるため、それぞれの立場に応じてどれくらいの時間がかかりそうか計算しておきましょう。

なお、お通夜の時間や流れについては他の記事でも解説しているため、あわせてご確認ください。

告別式の所要時間

告別式の所要時間は、おおよそ30分〜1時間となります

ただし、お坊さんが法話をお話くださる場合は、内容によって若干時間が長くなる可能性もあるでしょう。

通常の法話は短すぎず長すぎず、お坊さんが適度に調整してお話してくださるため、そこまで時間を取ることはありません。

現代の生き方にも通ずる法話をお話いただけるため、お話の最中は時間を気にせずありがたく耳を傾けるのがマナーです。

なお、お葬式の流れ・準備手順とスケジュールについては他の記事でも解説しているため、あわせてご参照ください。

ご火葬の所要時間

ご火葬の所要時間は、おおよそ1〜2時間となります。ただし、ご収骨の場に参列する場合は、追加で1〜2時間ほど必要となるでしょう。

また、精進落としの席に参加する場合は、会食を行うため追加で1〜2時間ほど必要です。会食に参加する場合は、全体で1時間30分〜3時間はかかります。

なお、最近では故人さまがお亡くなりになって7日目に行う初七日法要(しょなのかほうよう)を一緒に行う場合があります。

ご火葬の後に初七日法要を行う場合は、さらに1〜2時間ほどかかるため、すべて参列する場合は5〜6時間かかると見ておきましょう。

なお、ご火葬の流れについては他の記事でも解説しているため、あわせてお読みください。

1日で終わる葬儀がある

お葬式は、一般葬の場合だと2日かかりますが1日で終わるものもあります。

例えば、お通夜を省略して告別式・ご火葬のみを行う一日葬(よりそう家族葬一日プラン)や、お通夜・告別式を省略してご火葬のみを行う火葬式(よりそう火葬式)などが代表的です。

どちらも通常2日かかる一般葬とは違って1日で終わるため、比較的参列しやすいお葬式といえるでしょう。

葬儀のタイムスケジュール

葬儀のタイムスケジュール

お葬式の所要時間が気になる方は、全体的なタイムスケジュールを把握しておくと安心です。ここでは、一般葬のタイムスケジュールの一例をくわしく解説します。

1日目のスケジュール

1日目は夕方の16時頃から始まり、夜20時頃に終わるのが一般的です。ここでは、1日目のスケジュールについてくわしく解説します。

16:00~17:00頃納棺

16時〜17時頃、納棺が行われます。納棺とは、故人さまのお身体を納め、思い出の品とともにお棺に入れる儀式です。

納棺は葬儀社のスタッフが行ってくれるのが一般的で、所要時間が30分〜1時間ほどかかるため、お通夜の時間に合わせて対応してもらいましょう。

17:00~17:30頃集合

17時〜17時30分頃、式場に集合となります。喪主・ご遺族・参列者が式場に集まり、個々に挨拶を行うのが一般的です。

挨拶の際は、喪主・ご遺族は参列者に対するお礼、参列者は喪主・ご遺族に対するお悔やみの言葉を述べます。

ただし、親しい間柄でも長話はマナー違反となるため、注意が必要です。

17:30~18:00頃受付

17時30分~18時頃、受付の開始となります。受付を済ませたら席に座り、お坊さんが来るのを静かに待つのが一般的です。

席順は基本的に自由ですが、できるだけ前から順に詰めて座るようにしてください。席順に迷った場合は、前から順に故人さまとのご関係が深い人から座るのが良いでしょう。

18:00~20:00頃お通夜

18時〜20時頃、お通夜が行われます。お通夜では、焼香や読経、喪主による挨拶が行われるのが一般的です。

お通夜はおおよそ1〜2時間で終わりますが、会食をする場合はさらに1〜2時間ほど必要となるため、参列する方は時間に余裕を持っておきましょう。

2日目のスケジュール

2日目は朝9時頃から始まり、昼14時頃に終わるのが一般的です。ここでは、2日目のスケジュールについてくわしく解説します。

9:00~9:30頃集合

9時〜9時30分頃、式場に集合となります。前日と同様に喪主・ご遺族・参列者が式場に集まり、個々に挨拶を行うのが一般的です。

9:30~10:00頃受付

9時30分〜10時頃、受付の開始となります。前日と同様に受付を済ませたら席に座り、お坊さんが来るのを静かに待つのが一般的です。

10:00~11:00頃告別式

10時〜11時頃、告別式が行われます。告別式では、焼香や読経、喪主による挨拶を行うのが一般的です。

告別式はおおよそ30分〜1時間で終わり、喪主・ご遺族は火葬場へ向かう準備を行います。ご火葬・ご収骨に参列しない方はここで帰宅です。

帰宅する参列者は、手短に挨拶を済ませてから帰宅しましょう。

11:00~11:30頃出棺

11時〜11時30分頃、出棺が行われます。出棺とは、故人さまのお身体を運び、火葬場へとお連れする儀式です。

喪主・ご遺族・参列者は火葬場に移動し、準備が整うまで控室で待機します。食事が用意されている場合は、待機中にいただくのがマナーです。

11:30~13:00頃ご火葬

11時30分〜13時頃、ご火葬となります。ご火葬は、故人さまの骨格や体型によって時間が左右されるものの、1時間〜2時間で終わるのが一般的です。

ご火葬中に会食する場合は、供養の気持ちを込めて故人さまとの思い出話をしましょう。

13:00~13:30頃ご収骨

13時〜13時30分頃、ご収骨となります。ご収骨では、故人さまとのご関係が深い方から二人一組になり、箸でご遺骨を骨壺に収めるのが一般的です。

ご遺骨は足から頭に向けて拾い、最後に喉仏を入れてください。

なお、ご収骨で箸を使用する理由は、この世からあの世への橋渡しとの意味が込められているため、基本的には二人一組で行うのが良いでしょう。

ご収骨はおおよそ数十分で終わりますが、会食をする場合はさらに1〜2時間ほど必要となるため、参列する方は時間に余裕を持っておきましょう。

喪主が日程を決める際の留意点

喪主が日程を決める際の留意点

喪主がお葬式の日程を決める際は、あらかじめ考慮しておきたい点を把握しておくことが重要です。ここでは、喪主が日程を決める際の留意点についてくわしく解説します。

候補となる日時をいくつか決める

お葬式の候補となる日時はいくつか決めておきましょう。

一般葬の場合はお通夜・告別式・ご火葬で2日かかりますが、式場や火葬場の予約状況によっては希望の日時を指定できないかもしれません。

そのため、式場と火葬場の予約状況を葬儀社に確認してから日程を決めるようにしましょう。

お坊さんの都合を加味する

お葬式を執り行う際は、お坊さんの都合を加味する必要があります。

お葬式ではお坊さんによる読経や法話の時間がありますが、肝心のお坊さんの都合がつかない場合も珍しくないです。

お盆・お彼岸の時期は混む可能性があるため、お坊さんには早めに伝えるようにしましょう。

ご親族の都合を確認する

お葬式を執り行う際は、ご親族の都合を確認する必要があります。

お葬式ではご親族に参列してもらうことになりますが、状況によってはご親族の都合がつかない場合も珍しくありません。

近場にいる場合は都合をつけて参列できても、遠方にいる場合は参列自体ができない可能性があるため、ご親族には早めに伝えるようにしましょう。

ご親族に受付係を頼もうと考えている場合は、あわせて伝えておいてください。

友引(ともびき)は火葬場が休みの可能性がある

友引は火葬場が休みの可能性があるため、お葬式の日程を決める際は注意が必要です。

日本の法律では、故人さまがお亡くなりになってから24時間は火葬してはならないとされているため、すぐに火葬場に移動できません。

しかし、いざ24時間待っても、肝心の火葬場がやっていなければご火葬はできません。

友引自体はお葬式には関係ないとされるものの、地域によっては火葬場が定休日となる可能性があるため、事前に葬儀社に確認することを推奨します。

宗教・宗派によっても考え方が変わるため、お葬式の日程を決める際はそれぞれの宗教・宗派についても考慮しましょう。

参列者が気を付けたい注意点

参列者が気を付けたい注意点

ここでは、参列者が気を付けておきたい注意点についてくわしく解説します。

参列できない場合は事前に連絡する

お葬式に諸事情で参列できない場合は、喪主・ご遺族に事前に連絡を入れましょう。

訃報があった場合、基本的には断らずに参列するのがマナーですが、状況によってはすぐに向かえない場合があります。

新幹線や飛行機での移動を伴うほど遠くに住んでいる場合は、参列するだけでも大変です。

そのため、もし参列できそうにない場合は事前に連絡を入れてください。何も連絡せずに参列しないのはマナー違反となるため、必ず連絡は入れましょう。

なお、参列できない場合は以下の方法で対応するのが望ましいです。

  • 代理人を立てる
  • 香典を送る
  • 弔電を打つ
  • 後日弔問する

どうしても参列できない場合は代理人を立てる他、香典や弔電で対応しましょう。後日時間が取れそうな場合は別途で弔問させていただくなど、状況に合わせた対応が求められます。

時間に余裕を持って参列する

お葬式に参列する場合は、時間に余裕を持って参列するようにしましょう。

理想としては、お葬式の10分前には席に着けるように到着するのがマナーです。式場に到着したら喪主・ご遺族からの挨拶があるため、お悔やみの言葉を事前に考えておきます。

式場では香典を渡したり雑談をしたりと何かと時間がかかる他、参列者が複数いる場合は受付だけでも時間がかかるため、早めの到着を心がけましょう。

距離や時間、仕事が終わらなくて間に合わない場合は、事前に連絡すれば問題ありません。

喪主・ご遺族も突然の訃報であることは理解しているため、焼香に間に合う程度の遅れであれば多少遅刻してでも出席すると良いでしょう。

どうしてもお通夜に間に合わない場合は、告別式・ご火葬から参列してください。

忌み言葉・重ね言葉は使用しない

喪主・ご遺族の方に対しては、忌み言葉・重ね言葉は使用しないのがマナーです。主な忌み言葉・重ね言葉は、以下の通りとなります。

忌み言葉
死、死亡、四(=死)、九(=苦)
重ね言葉
度々、ますます、重ねがさね、返す返す、次々、続いて、引き続き、近々、繰り返す、再び、追って、くれぐれも、まだまだ、いよいよ、ときどき、しばしば、さらに、生きる、生存

お葬式では、死を連想させる言葉や、不幸が重なることを連想させるような言葉は用いてはなりません。

お悔やみの言葉では気を付けていても、他の会話でふと出てしまう可能性があるため、意識的に口にしないようご注意ください。

まとめ

お葬式にかかる時間は状況によって変わりますが、お通夜で1〜2時間ほど、告別式で30分〜1時間ほど、ご火葬で1〜2時間ほどかかるのが一般的です。

お通夜の後やご火葬の後に会食を行う場合は、追加で1〜2時間ほどかかります。

ただし、喪主・ご遺族側なのか参列者側なのかで所要時間は変わるため、それぞれの立場ごとにある程度の時間を把握しておくことが必要となるでしょう。

一方で、最近では2日かかる一般葬の他に1日で終わる一日葬や火葬式があります。

よりそうお葬式は家族葬を中心に、「一日プラン」や「二日プラン」など、様々なプランに対応したお葬式が可能です。

当社は、24時間365日対応で全国5,000箇所の葬儀場から、お客様のご要望をお伺い、都合に合わせたスケジュールをご提案することができます。

ご要望に対応できるよう幅広いプランを用意しているため、状況に合わせたお葬式をお選びいただけます。

まずは、お気軽にご相談ください。

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