お名前 | 杉浦 梅子様 |
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住所 | 東京都江東区 |
ご利用サービス | 定額のお布施 |
故人様との間柄 | ご主人様 |
主人の葬儀と、四十九日の法要で利用いたしました。
葬儀の際には、葬儀とともに手配をいただいき、その時のお坊さんがとても良かったので、四十九日法要でも利用させていただきました。
4年前に肝臓がんを発症しました。手術でがんは切除したのですが、病巣が肝臓ということもあって、その後再発を繰り返してしまいました。がん専門病院からは、終末医療可能な病院への転院を勧められ、そこに転院して食事療法などを頑張っていたのですが、治療のかいなく最期は食道静脈瘤が破れて亡くなりました。
お話しましたように、最初は葬儀とともに手配いただいたようです。主人の方の菩提寺は名古屋方面にあるためお坊さんに来ていたくことも難しい状況でしたので。お坊さん便にお願いすることにしました。
とても良かったです。四十九日法要については日程を確認していただいたりと、とても丁寧に対応していただけました。
私は、お坊さんを派遣するサービスがあると知って「抵抗」という思いよりも、「とても新鮮」に感じました。さすが現代なのだなと。来ていただいたお坊さんは、檀家を持たないお寺から来ていただきました。
昨今では、檀家という仕組みも徐々に変わってきていて、お坊さん便のような派遣サービスがあるととても助かると思います。そういう意味で「こんな仕組みがあるのだ」と非常に感心しました。
来ていただくお坊さんは、さばさばしていて「ビジネスライク」に進めていく方かと思っていました。読経が終わったらさっさと帰ってしまうとか、法要の度に違うお坊さんが来るとか…。しかし、実際来ていただいたお坊さんはとても素晴らしい方でした。年齢は30代後半から40代位の比較的若いお坊さんで、現代のお話も分かるすごくさばけた感じの方でした。法話も堅苦しいだけはなく、常に悲しみに寄り添われるという印象を持ちました。おかげさまで四十九日法要はとても心に染み入るものになりました。
実は法要にあたって悩みを抱えていました。
ある時友人から「何事も取り掛かかるのは、故人の四十九日法要が済んでから」と言われたのですが、私は法要の前に、友人と飲食に行ったりしてしまいました。そのことをとても悩んでいました。
それをお坊さんにご相談したところ、お坊さんは四十九日法要の意味などを話された上で、「昔のようなムラ社会と現代は違ってきている。中にはそのようなことを言う人がいるかもしれないが、まずは生きている人が元気になることが一番。そんなことを気にして引きこもっている必要はない」とお話しいだただきとても心が軽くなりました。今後の法要も同じお坊さんをお願いしようと思っています。
料金が明確なのはとても良いと思います。逆に「この金額だけで良いのか」と思いました。
今回まで、お坊さん便のようなサービスがあることは全く知りませんでした。友人やメル友にもお話したのですが、皆さん「そんなサービスがあるのか」と驚いていました。まだまだ知らない方が多いと思います。
お坊さん便を利用するきっかけは、インターネットという「血の通わない」仕組みでありました。しかし、その結果、来ていただいたお坊さんとは、その後も「血の通った」お付き合いをさせていただいています。こういうきっかけを作っていただいた「みんれびさん」には、とても感謝しています。
主人が亡くなった時は本当に悲しくて、とても打ちひしがれていました。そんな時に、みんれびさん、お坊さんには自分の悩みをたくさん聞いていただきました。その上で、「一番良い方向に行きましょう」ということで私を導いて行っていただいた気がします。とても辛い時だったので感謝しています。
夜一人になって考えることはやはり主人のことばかりです。お墓のことを含めてさまざまな悩みもありますが、友人にメールをしたり、電話をしたりしてなるべく気を紛らわすようにしています。
主人とはよく旅行に出かけました。少し長い休みがあると2人でいろいろなところに出かけていきました。今思うと、生き急いでいたのかもしれませんね。
楽しい思い出が多いはずなのですが、今真っ先に頭に浮かぶのは、入院していた時の主人の苦しくて大変だった日々ばかりです。楽しい思い出を真っ先に思い出すためには、まだまだ時間がかかるのでしょう。しっかり現実に向き合っていかなければいけないと思います。
主人には、毎日「しっかりやっているから安心してください」と言っています。
本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。